2019年、もう終わりなんて早すぎる。
2017年から自分の中で一番聴いたK-POPをまとめ始めて今年でなんと3年目。他にもブログ更新してくつもりだったのにまったく続かず、なんとかしぶとく毎年のお気に入りだけはまとめておこうという意地で3回目来ました...。
しかもなんと今年は11月に書き始めている。(絶対直前に書き始めても書ききれずに諦めてしまいそうだから。)1か月前から書き始めれば年内に出せるだろ、たぶん。
というわけで、今年もたくさん聴いたK-POP10曲を公開!例にもれず今年もヨジャドル縛り、タイトル曲オンリーで行きます。
それではリリース順にご紹介していきます。
2019年に想いを馳せながらどうぞ。
CHUNG HA/벌써 12시 (Gotta Go)
청하 (CHUNG HA) - "벌써 12시 (Gotta Go)" Music Video
2019年の始まりはチョンハさんから。1月2日にリリースされましたがリアルに年末まで大ヒットかましてました。完全に女性ソロの第一人者になったチョンハさん、すごない??(語彙力)授賞式とかで後輩の女の子たちに憧れの先輩として声かけられているチョンハさん、尊い。この最強ソロ歌手が所属してたアイオアイってまじでバケモンでしたよね、今から思えば。(すぐアイオアイの話するやん)
チョンハさんのダンスはめちゃくちゃ軽くて何気ない動きがぜんぶ綺麗なんですよね。ガツガツスタイルじゃなくても、ああ、この人めちゃくちゃ踊れるんだなってわかるところ、大好きすぎます。そんなチョンハさんのダンスが好きな人はこちらをどうぞ。
[청하의 연습실] CHUNG HA "Ariana Grande - 7 rings" Dance Cover
来年もきっとチョンハさんは活躍してくれることでしょう。来年のチョンハさんを代表する曲は一体何になるんでしょう。楽しみです。
LOCA/FAVORITE
この曲、だいぶ流行ってた気がする。(ヨジャドルオタクたちの中で)
FAVORITEってあんまり知らなかったし、今もそんなに詳しくなくてこの曲くらいしか知らないのですが(ごめんなさい)この曲はとにかく鬼リピした。なにしろサビの中毒性が高すぎる。皆さん聴きました?これ。聴いてない人は絶対聴いた方がいい。もうしばらくろっかろっかろっか~のループから逃れられなくなるので。
あとから調べてて気づいたんですがFAVORITEはPRODUCE 101シーズン1に出演してたパクガウルちゃんがいるみたいです。
[Produce 101] 1:1 EyecontactㅣPark Ga Eul – Group 2 2NE1 ♬Fire EP.04 20160212
おとなしそうな顔して2NE1がっつり踊れちゃうのいいですねえ。キムジュナちゃんやキムシヒョンちゃんと同じグループでした。
FAVORITEちゃん、今年は日本デビューも果たしたみたいで、今後より注目されるグループになるといいな。
Butterfly/LOONA
[MV] 이달의 소녀 (LOONA) "Butterfly"
去年完全体を迎えたるーなちゃんたちのButterflyはるーなちゃんたちの「らしさ」ががっつり全面に出た曲だったのでは。パフォーマンス以外はるーなちゃんたちではない全世界の女の子たちが映るMVに賛否両論ありましたけれども、これぞブロベリワールド(?)
とにかくフォーメーションが美しいんです。これまではそれぞれの「個」を際立たせてきたるーなちゃんですがこの曲では全員がほぼ同じシンプルな衣装を身にまとって12人で一つの蝶を創り出している。
[LOONA - Butterfly] Comeback Stage | M COUNTDOWN 190221 EP.607
るーなちゃんたちの曲はフォーメーションを見るのが醍醐味でもあるのでぜひ見てください。
2019年はこの曲の後かなり長い空白期間がありオービットたちも不安に包まれていましたが今年も終わろうというときに新たな動きが出始めました。また謎が溢れるティーザーを出してくれたブロベリさん。謎を解き明かすのは考察班にまかせて彼女たちのカムバックを楽しみにしています...もはやブロベリ、伏線張り巡らせすぎて何年経っても回収できなさそうなんだからもっとペースあげないとまずいんじゃない??()
Bon Bon Chocolate/EVERGLOW
EVERGLOW (에버글로우) - 봉봉쇼콜라 (Bon Bon Chocolat) MV
今年のデビューで一番沸いた、えばぐろちゃんのデビュー曲。昨年のProduce 48の推し、キムシヒョンちゃん、そして顔面最強のワンイロンちゃんがいるということでデビュー前から大大大注目していたグループ。アイドル学校に出演していたオンダちゃんも加わりサバイバル番組出身者だらけ。
話が脱線しますがこれはプデュ48見てた人が泣くやつ。シヒョンイロンがRumor踊ってる~~~~~
話を戻しますが、えばぐろちゃんのデビューが発表されてから、一番最初に公開されたメンバー別のティーザーでシヒョンちゃんのムービーがめちゃくちゃ清楚系な感じでもしやコンセプトはこんな感じで行くのか?と思ったのですが、(清楚系も好きだけどドストライクではないので)メンバーごとのティーザーが出るたび、これは…!という手ごたえがありまして。
EVERGLOW Crank In Film #SIHYEON (시현)
改めてみるとこのコンセプトフィルムからEVERGLOW出てきたの意味わからなさすぎる。他のメンバー別ティーザーもめちゃめちゃ神々しい&可愛い&かっこいいの連続なのでよかったら見てください。
これからのデビュー曲があれですよ。もう大勝利。ドストライク、ド好みでした。
しかも全員キャラが立ちまくってて全員違った個々の「可愛さ」を持ってる。推しはシヒョンちゃんですがアシャちゃんの作画がバグを起こしてるスタイルが大好物すぎてダンス動画とかはずっとアシャちゃん見てる。あとミアちゃんのつっよいオンナ感が大好きすぎます。ということで全人類はこのPVを見ろ。
8月にもAdiosでカムバックしてますます独自の強路線を確保していってるえばぐろちゃん。個人的にAdiosティーザーの神話みたいな雰囲気が超好みでしたのでそっちコンセプトで行ってくれないかな~っと思っている次第でした。まだまだ活躍の幅が広がりそうなこたちです。
おまけ、NCTのBOSSを踊る最強女の子たち。ミアちゃん、女版テヨン似合いすぎだな
NCT U ′BOSS′ by EVERGLOW|에버글로우랜드 Performance Parade (퍼포먼스 퍼레이드)
Violeta/IZ*ONE
IZ*ONE (아이즈원) - 비올레타 (Violeta) MV
2019年、私がいちばん情熱と金を注いだアイドル、アイズワン。大人の事情に巻き込まれ活動停止になってしまっています...世界は不条理にあふれている。大人の事情がいろいろあり、世間からの不信感や心無い言葉にどうか心を痛めないで、ただ安らかにメンバーたちが元気で過ごしてくれていることを願うばかりなのです。
私たちに今できることはひたすら彼女たちに愛を伝え続けて、大好きだよ、どうなってもメンバー12人を応援しているよってこんな世界の片隅から叫び祈ることしかないのです...
もうこの曲は2019年で一番聴きました。いっちばん聴いた。Sportifyくんにもめっちゃ聴いたねこれって言われた。こんなにさわやかできらきらしたメロディ、あります?推しグル贔屓抜きに2019年いちばんきらきらしている音楽だ。ラビアンローズもそうでしたが最後のサビ終わりに追い込みのような新しいメロディーが入ってきて、え、そのメロディ好きもっと聴きたい!ってなった時にすんっと曲が終わる華麗さ、すごく好き。(ラビアンローズなら最後のなこちゃんパート、ビオレッタなら最後のチェウォンパートのことです)
「好きと言わせたい」のリリイベに始まり、EYES' ON MEツアーのソウル、幕張、神戸、「Buenos Aires」のリリイベ、、、思えば2019年は一年中アイズワンを追っていて、毎日アイズワンのことを考えて、WIZ*ONEとして最高の一年でした。12人が大好きだしこれからもイベント行ってライブ行って、WIZ*ONEと一緒にわいわいしたい。アイズワンのみんなとこれからも綺麗な景色だけを見たいし、もう絶対苦しい想いをさせたくない。
私はBLOOMI*Zを聴くまでぜったいに死なん。いつまでもティーザーとハイライトメドレーが公開されたときの気持ちでワクワクしていることにします。
IZ*ONE (아이즈원) 1st Album [BLOOM*IZ] HIGHLIGHT MEDLEY
この名曲ぞろいのアルバムが発売されないなんてことあっていいわけがないだろ!!!
the fifth season 다섯 번째 계절/Oh My Girl
[MV] OH MY GIRL(오마이걸) _ The fifth season(다섯 번째 계절) (SSFWL)
なんとも壮大なオーケストラチックなサウンドが特徴的なおまごるちゃんの今年の名曲。去年の비밀정원のヒットからノリにノっていたおまごるちゃん、こういう神秘的コンセプトが板につきましたね。最初の頃のポップな感じより、メンバーにも美人系が多いのでこの路線が合ってると思います。(とはいえ、8月リリースのBungeeもミミの本領のごりごりラップが聞けたりして良すぎたんですけどね……)
シンプルな衣装なのに見劣りしないのは彼女たちの芯からの美しさのおかげでしょうかね…バレリーナみたいな紺色の衣装が好きすぎる。
[OH MY GIRL - The fifth season] Comeback Stage | M COUNTDOWN 190509 EP.618
静サビの前、スンヒとヒョンジョンのボーカルツインタワーが魂の叫びのような激ヤバハモリシャウトをしてくれるんですけど(語彙力)そこで鳥肌が立ったあと、大サビ直前でスンヒが静かにささやくように歌い収め、直後の大サビでめちゃくちゃ盛り上がるんですけど、この流れが最強すぎて毎回泣きそうになる。このダイナミックな音楽をおまごるちゃんがやってくれる尊さ。スタイリッシュな音楽流行ってますけどやっぱりこういう王道な盛り上がり方するのが結局いちばん涙腺に来るな…と思ったりして。
ぜひ注目して聴いてみてください。
BIRTHDAY/SOMI
我らのプリンセス、ソミやんがやーーーーっと!デビューしました!!!
ソミやんという宝物を持ちながらなかなかデビューさせてくれなかったJYPに見切りをつけ、BLACK LABELに移籍してのデビュー。なんだかんだYGもいろいろあってデビュー延期されたりしましたが、ソミやんの本領発揮のデビュー曲になり一安心。まさにBORN AWESOME!
K-POPというより洋楽のポップスみたいな雰囲気ですが声質も彼女のしたい音楽的にもぴったりなのでは。ソミやんらしさ満点です。
アイオアイでマンネとしてきゃいきゃいしているソミやんが大好きだったので彼女を支えてくれるメンバーがいないのは少し不安ですが、逆に彼女がソロデビューしたことでアイオアイという伝説のグループのセンターというイメージはずっと無くならないだろうし、それはそれで良いことなのかな??とオタク的には考えたり。何はともあれ、ソミやんがまたのびのび音楽できればそれでいいのです。一回カムバックしてくれないとちょっと不安だから早めに頼む。
ICY/ITZY
今年2月にJYPからTWICEぶりの大型新人ヨジャドルとしてデビュー、最速で1位をかっさらって行ったモンスター新人になりましたね。彼女たちのデビュー曲も良かったんですがわたし的にカムバック1回目のこっちの方が好きでした。
デビュー曲から一貫して「強くて自分らしく生きる女の子」を歌い続けている彼女たち。女性の権利や男女平等が切実に叫ばれている今の時代に相応しい曲となりました。ここまで「わたしはわたし!」「うるさい、ほっとけ!」と全面に歌ってた曲はそんなになかったと思うのですが、これを歌えるのもまだまだ10代の彼女たちの世代のパワーなのかな。
等身大の女の子たちの訴えをこれからも主張し続けるグループであってほしいですね。とはいえステージではガンガンにいかつい顔してキメ散らかしてる子たちですがステージを降りるとふにゃふにゃばぶちゃんたちなので……彼女たちはすくすく育ってほしい。これからの活動も楽しみですね。
LION/(G)I-DLE
(여자)아이들((G)I-DLE) - 'LION' Official Music Video
これは2019年ベストソングと言ってもいいかもしれない。初めて聴いた時MVを観た時からドツボにはまってずっと聴いてました。
この曲はMnetの「Queendom」という番組で彼女たちが出した曲。QueendomはMAMAMOO, Oh My Girl, AOA, Lovelyz, パクボム(元2NE1), そして(G)I-DLEの6組で行われた同時カムバックサバイバルで、いくつかのバトルが行われた末に6組が新曲で同時にカムバックするというまあなんとも豪華絢爛かつめちゃくちゃ厳しいプライドをかけた闘いでした。
ちゃんと番組を観てるわけではなかったのですがステージはぜんぶチェックしてました。それにしてもレベルが高いパフォーマンスばかりで贅沢すぎるし、これに優劣をつけるなんて無理としか言いようがない。各々のグループの個性やプロデュース力が試されていた番組だったので観てないヨジャドルオタクは履修必須なのでよろしくお願いします。
それはさておき、(G)I-DLEちゃんたちは結局最後のバトルには負けてしまったのですが…この曲は勝ち負けなんて関係なくマスターピースに相応しいと思います。
ライオンをモチーフにして自分の強さを高らかに誇る女王の歌。煌びやかな衣装、強さの影にちらつく孤独、闘いの記憶。それを堂々と歌い上げる彼女たちに感服。新人とは思えない。
ぜひMVだけじゃなくQueendomのステージも見てください。迫力。ミニちゃんの高音パートで魂が奮い立ちます。
[ENG sub] [최종회] ♬ LION - (여자)아이들 @ FINAL 경연 컴백전쟁 : 퀸덤 10화
Psyco/Red Velvet
年末にやってくれました、さすがれどべる。冬の女王Velvetな5人が帰ってきました。今年はZimzalabim、Umpah Umpah、Psycoと3作の連作でThe Reve Festivalと題して次々カムバックをしてくれたれどべるちゃんたちの最高のFinaleがやってきました。
オタクたちが沸き立つ冬のれどべる。ガチガチに殺気と不穏な気配を纏ったティーザーからのPsycoというタイトルに完敗。ホラーテイストな冬のれどべるちゃんの真骨頂ですね。今年は彼女たちをプロデュースしていたミンヒジン女史がSMから去り、ZimzalabimやUmpah Umpahを観たオタクたちが「ヒジンは去った……」と落胆していたのですが、ここに来てやっぱりれどべるはやってくれた。
しかも考察班によるとあの明るかったUmpah UmpahのMVに恐ろしすぎる謎が隠されているとか。こちらもLOONAに負けず劣らず伏線張り巡らせすぎて大変なことになっている。考察班による考察は諸説あるので気になる方は調べてみてくださいね。かなりホラーですが。
Red Velvet 레드벨벳 '음파음파 (Umpah Umpah)' MV
ティーザーから彼女たちの強すぎるビジュアルと不気味さに期待を膨らませた先にリリースされたPsyco。これはBad Boy以来のスルメ曲。聴けば聴くほど好きすぎてしにそうになってくるのでこの音に溺れてください。初めて聴いた時は大人しく聴こえる曲ですが聴いているうちにバックでいろんな音が使われていてそれが曲に深みを出しているのがよくわかります。Bad boyの時も銃の音が入ってるとかありましたよね。
しかもこの曲、MVと音源ではちょっとアレンジが違うのです。MVでは後半にガンガンにストリングスが入っていてクライマックスに向けて壮大になっていくのですが、音源バージョンにはストリングスがない。わたしは断然ストリングスありが好きなので音源よりMVを圧倒再生しようとしています……。
一見シンプルな音楽に見えますが、そこに至るまでのティーザーや過去のMVからの繋がり、歌詞の意味、考え出したら止まらない魅力のある一曲になっています。まさにFinaleに相応しい。れどべるちゃんを見ているとやはり一つの音楽を出すまでのブランディングや伏線ってものはものすごく音楽に影響してくるんだなと感じます。要はやっぱりSMってすげーんだよ。悔しいけどな!
悲しいことに、Finaleの活動を前にしてウェンディちゃんが音楽番組のリハ中にステージから落ちて全治6週間以上の大怪我を負ってしまいました。嘆いても嘆いてももう取り返しがつかないのですが、取り返しがつかなくなる前に対策はされるべきだったしそれがアイドルを番組に立たせる立場の当然の義務でしょう。怒りは止まないですが今はウェンディちゃんの一刻も早い回復を祈り、Psyco音源の成功に貢献することしかわたしにはできません。うぇんちゃん、どうかファンに申し訳なく思わないで、治療に専念してね。気の済むまで、ゆっくり休んでください。ちゃんと待ってるからね。
さて、10曲紹介できましたのでこれにてわたしの2019年は安らかに終えられます。
2019年もK-POP界はいろいろありました。PRODUCE 101シリーズ問題はじめ、大人のいざこざに巻き込まれるアイドルたち。誹謗中傷や体調不良で活動休止や脱退を余儀なくされるアイドルたち。そして自ら命を経ってしまったソルリ、ハラちゃん。
心が痛くなるようなニュースばかりでした。わたしたちにいつもこんなにも希望と幸せを与えてくれるアイドルたち、その裏の苦しみは果てしなくて、どうにもならないこともあって。そういうことがありながらも笑顔でステージに立ち続けてくれている子たちもいて。辛いなら、苦しいなら無理して笑わなくていいし無理してステージにたたなくてもいい。それでもわたしたちはあなたたちの存在に救われるから。でもステージに立ち続けてくれる限り全力でわたしなりに応援するし、花道だけを見て歩いて行って欲しい。わたしのエゴなのはわかっていますけどね。
2020年はもっと笑顔に溢れた年になりますように。来年も楽しく推しごとします!!